劫波異相見聞録:設定集
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2024/11/21 16:55
心を喰む者
心を喰む者(こころをはむもの)
境界線
で
万華鏡
を失った者の成れの果て。
境界線のなかで他者が通るのをじっと待ち、通行証(心)を奪おうとする。
他人の心を食ったところで自分の心は戻って来ないのに。
一縷の望みをかけてなのか、仲間がほしいのか、もはや思考すらなく心に惹かれてしまうのか。それはもはや、本能と呼んでも差し支えないほどに。人は、心を求める。
なお、魂だけで現世にとどまりつづける者も、やがては心を喰む者になってしまう。
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か
2021/09/18 12:12
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境界線
境界線(きょうかいせん)
現世から異界へ行くときに通る場所。
現世に強い未練を残したままでは、異界へはすすめない。
過去を断ち切るための試練の場。
通る者の記憶に強く残っている景色が見えるが、実際に地形が変わっているわけではなく、錯覚させられているだけである。
ここで通行証となる
万華鏡
を失った場合、永遠に止まった時間で生きるしかなくなってしまう。
通常の人間は永遠に閉じ込められると、やがて正気を失い、
心を喰む者
になる。
か
2021/09/18 11:48
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火眼金睛
火眼金睛(かがんきんせい)
虚太郎の右眼。
燃える眼球に金の虹彩。呪いを視るちからがある。
死ぬ前に殿様に焼かれた右眼が、死後、
呪い
により肉体を得たときにふたたび燃え上がった。
常に身体の内側から熱く焦がされる感覚がする。
焼かれる苦痛を受け続けるように、という呪いの意志なのかもしれない。
か
2021/09/17 22:13
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観測者の地
観測者の地(かんそくしゃのち)
異界のひとつ。
時間も、空間も、物事も、現世とは何ひとつ違う場所。
ある意味では途方もなく自由で、ある意味では孤独に満ちた恐ろしい場所。
か
2021/07/08 15:26
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