死者呼魂の術(ししゃここんのじゅつ)
肉体が停止してからも魂だけで現世に留まる者を呼び出す術。
必要なのは、死者の肉体の一部。骨、肉、髪、爪、など。より多くあればあるほど良い。
それを土台として、呼び戻した魂を定着させる。
もしも無ければ、名前を書いた紙人形や土人形などでも良い。ただし、代替品の場合は魂の定着精度が落ちる。
精度が低い場合、記憶が断片的だったり、言動が支離滅裂だったりする。
なお、次の命になってしまった魂は戻せない。
・虚太郎
本人の骨がじゅうぶんに残っていたうえに、常盤の術の腕も良いので、本人の魂が完璧な精度でそのまま戻ってきた。
さらに呪いを血肉として実体を得たため、魂は完全に定着している。